みずみずしい果肉と、甘く爽やかな香りのする北海道メロン。せっかくなら美味しく食べたいけれど、切らずに見た目だけで判断するのは難しいですよね。また、丸ごとあってもどうやって保存して、いつまでに食べ切ったらいいかわからない方もいると思います。
メロンはどれくらい日持ちする?メロンは冷凍できる?カットメロン以外の食べ方はある?そんな疑問にお答えします。
メロンは食べ頃になるまで常温保存
メロンといえば、冷蔵庫で冷やしたカットメロンを想像する方も多いでしょう。だから、冷蔵庫に入れて冷やしたい!と思うかと思いますが、メロンは常温で追熟させて、食べごろを待たなければいけません。
追熟中のメロンの保存場所は20~25度の冷暗所。なるべく風通しの良い場所を選びましょう。
つるがしおれる。表面が黄色っぽくなる。メロンの香りがする。メロンのお尻が柔らかくなる。これらはメロンが食べごろを迎えたサインです。
食べごろを待たずに冷蔵庫に入れると、追熟が止まってしまいます。追熟が終わっていないメロンは硬くて食べづらく、独特なジューシーさが味わえなくなってしまうので注意が必要です。
メロンは切ったら必ず冷蔵庫へ
一度切ったメロンは必ず冷蔵庫へ入れましょう。その際、切った表面を触らないように注意して、中の種をくり抜きます。果肉の表面が空気に触れないように、しっかりラップをしましょう。
冷蔵庫の保存期間は2~3日。一度切ってしまうと甘みも抜けていってしまうので、冷蔵保存の場合はなるべく早く食べ切るようにしましょう。
冷蔵保存なら、ちょっと贅沢メロンケーキ
SNSでも最近よく見かけるのがメロンケーキ。メロン1玉丸ごと使うとても豪華なケーキです。
一見難しそうですが、材料を揃えたらとてもシンプルなので、メロンが丸ごと手に入ったら挑戦してみてくださいね。
■材料■
・メロン1玉
・生クリーム200~400ml (メロンの大きさによって調整してください。みうらメロンの場合は1玉が2kg以上と大きいので400ml必要です。)
・パイナップルやキウイフルーツなどお好みのカットフルーツ。
・スポンジケーキの土台1台(市販のもので十分です)
1. メロンの上部をカットして、スプーンなどで中身を全てくり抜き、果実・種・果汁と分けていきます。
(果汁や小さくなった実はアイス作りで使えるので捨てないでくださいね!)
2. 中身を全てくり抜いたら、キッチンペーパーで少し余分な水分を取り、その間にホイップクリームとケーキに入れるフルーツを用意します。準備ができたらメロンの中に「生クリーム → フルーツ → スポンジ 」の順番で交互に上まで埋めていきます。
時々メロンをまな板に優しくトントンと打ち付けるようにすると、中の空気も抜けて綺麗な仕上がりになります。
3. 生クリームで上まで蓋をできたら、ラップをかけて冷蔵庫で半日ほど冷やします。しっかり冷えたら、少し濡らした包丁でお好みの大きさにカットします。
食べきれなかった分は冷凍保存可能です。半解凍で食べるとしゃりしゃり感もあってとても美味しいですよ。
メロンは冷凍しても美味しいんです!
冷蔵で食べきれない。いつもと違った食べ方をしたい。そんな時はメロンを冷凍しましょう。
冷凍したメロンを解凍して生と同じように食べることはできませんが、冷凍したメロンはいろいろな食べ方ができるのでおすすめです。
カットするだけ!簡単メロンアイス
文字通り、切って凍らせるだけのシンプルレシピ。お砂糖を加えなくてもしっかり甘さがあって食べ応えは十分!しかも、100g 42.1キロカロリーなので罪悪感なく食べられます。
包丁で食べやすい大きさに切るだけでも十分ですが、フルーツボーラーで丸くくり抜くのもおすすめです。
凍らせる時は実がくっつかないように広げて、ラップをして凍らせます。凍ってからジップロックや保存容器に入れるとくっつきにくくなりますよ。
また、メロンの厚さが平らになるようにカットすると、型抜きすることも可能です。型抜きアイスは子どもにも大人気です。
型抜きやフルーツボーラーで繰り抜いた時に出る果汁や切れ端を専用の型に流し込むと、メロンアイスバーもできますよ。
加糖なし、添加物なし、メロン100%のアイスバー。簡単で、暑いにのおやつやデザートにぴったり!
凍らせても甘みも香りも感じられて、一口食べると幸せが口一杯に広がります。冷凍メロンを食べたことない方も是非作ってみてくださいね。
まとめ
メロンの保存方法は3つ
生で食べる以外にも楽しみ方がたくさんあるメロン。夏の暑い時期限定の味覚を堪能してください。