令和5年度新米(蘭越産)ゆり根(真狩産)の販売が始まりました!

北海道米はまずい?マツコも大絶賛の「ゆめぴりか」と「ななつぼし」の魅力

北海道米といえば、マツコ・デラックスさんがCMに出演している「ゆめぴりか」や「ななつぼし」が有名ですよね。

今ではファンも多い北海道米ですが、以前は「北海道米はまずい」というのが定説でした。しかし、試行錯誤を重ねて栽培されてきた北海道米は、平成元年に作付けが始まったきらら397から評価が上がり、現在ではゆめぴりかとななつぼしはあのコシヒカリに並ぶ特Aランクを13年連続獲得するようになりました。

現在では作付け面積、収穫量ともに新潟県に次ぐ日本のお米の産地として大きな進化を遂げたのです。

目次

北海道米の歴史から見る美味しさの理由

広大で豊かな自然の中で育つ北海道米

北海道といえば広大な大地が特徴で、その広大な土地を活かして様々な作物が栽培されています。

北海道がどのくらいの広さかと言うと、関東地方、近畿地方、九州地方のそれぞれ2倍以上あり、四国だと4倍の広さがあります。

その広大さゆえ、同じ北海道でも地域により土壌も天候も違い、お米の品質にばらつきがあることが問題でした。

幾度にもわたる品種改良やテスト栽培を繰り返し、現在はその土地にあった品種が選ばれ、栽培されるようになりました。

また

  • 種子の管理で異物や、異品種が混ざらないように徹底的に管理。
  • 栽培基準を設けて栽培記録、防除(農薬などを使い、病害虫などを使用しの予防と駆除すること。)の体制を整備。
  • 仕分けの際にタンパク質の含有量を細かくチェック。違う品種が混ざっているのを判別し、出荷元まで特定できるシステムを構築。
  • 寒冷地ならではの品種改良、生産者消費者に合わせた品種開発。

など生産から流通まで様々な努力と工夫がされて、現在の品質が維持されるようになり、北海道米のブランドを確立してきました。

北海道米で人気の「ゆめぴりか」と「ななつぼし」どちらを選べばいい?

美味しくなり、全国的にCMが放送され、知名度もぐんぐん上がっている北海道米の「ゆめぴりか」と「ななつぼし」ですが、実際は何が違うのかわからないですよね。

どうせなら自分の好みに合った、より美味しいお米を選びたい!そんなあなたのために、「ゆめぴりか」と「ななつぼし」の違いを解説します。

北海道米の中でも最高級ランクに君臨する「ゆめぴりか」

複数産地のコシヒカリのブレンド米を基準として比較されるお米の食味ランキングで、基準よりも良好とされる特Aを13年連続で獲得している品種です。

あのマツコさんも2022年の新米発表会や、その後放映されたCMで「史上最高」と評価したゆめぴりか。炊き立てのお米は白くてピカピカツヤツヤ。甘味、粘りが共に強く、噛めば噛むほど深いで、お米だけで何杯も食べられるほど、白米自体の味をより濃く感じられるお米で「とにかく白米が大好き!」そんな方にこそ食べていただきたい品種です。

ただ、美味しいゆめぴりかを食べるには、炊く時の水加減にちょっとしたコツも必要です。ゆめぴりかは水分量が多いので、普通の水加減で炊くとべちゃっとしてしまいます。そのため、炊飯器ならいつもの水加減の線の下、またはお米1合に対して大さじ1の水を減らして炊いてみましょう。

北海道の新たなブランドとして、全道統一のシステムで徹底的に品質管理されているので、贈答品としても最適です。

北海道内で一番食べられている「ななつぼし」

ゆめぴりか同様、ななつぼしもお米の食味ランキングで特Aを13年連続で獲得しています。

クセがなくて冷めても美味しく、おにぎり、お弁当、チャーハンなど、調理法もおかずも選ばない万能選手。無洗米としても優れており、家庭でも気軽に調理できるのも人気の理由です。

マツコ・デラックスさんのCMのおかげで知名度もどんどん上がり、北海道米の中でも作付け面積も第一位のななつぼし。今後の全国的なななつぼしの普及が期待されています。

ゆめぴりかと違い、いつも通りの水加減でも美味しく炊けるので、料理に自信がない方でも安心です。

まずは気軽に北海道米を試してみたい。価格もゆめぴりかよりお手頃なので「とりあえず北海道米を試してみたい。」そんな方にピッタリの品種です。

北海道米は「らんこし米」がおすすめ

ニセコアンヌプリ(左)羊蹄山(右)を望み、尻別川流域に位置する蘭越町。

徹底的に種子や品質管理がされている北海道米。とはいえ、産地もたくさんあって選びきれない。という場合もありますよね。

北海道の米どころといえば、作付け面積の大きさからも岩見沢市がある「空知地方」や旭川市がある「上川地方」が有名ですが、知る人ぞ知る「らんこし米」も北海道米を支える一大ブランドなんです。

蘭越町は、札幌や新千歳空港から車で約2時間半ほどで、冬には世界中からスキーヤー、スノーボーダーが集まるニセコ町の隣町。自然が豊かで、周辺の山々に降り積もった極上のパウダースノーが地下に浸透し、伏流水となり、清流日本一に何度も選ばれた尻別川流域に位置します。

そして、その蘭越町で作られたブランド米「らんこし米」のゆめぴりかは、2022年6月〜8月の3カ月間、ANA国際線のファーストクラスの機内食として採用されていました。

まずいと言われていた北海道米が今では世界に誇れるお米に大躍進!北海道米や「らんこし米」をまだ食べたことがないという方は、是非食べて見てくださいね。

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この記事を書いた人

北海道が好きすぎて移住した人。特別栽培米・エコファーマー・コンテスト優勝・無農薬栽培など、現地でしか買えない農家さんの作物やエピソードを紹介しています。北海道野菜の旬と最高の食べ方を知って、北海道をより身近に感じてください。

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